航空宇宙産業の技術を活かした高品質なアルミニウムボディ構造は、従来と比べて車重を最大400kg軽量化しながら高い剛性を両立し、燃費とCO2排出量の低減、ダイナミックなハンドリング性能にも貢献しています。また、強靭なシャシー、高度な設計と充実した安全装備により、ジャガーの各モデルは優れた保護性能を実現しています。
XEはアルミニウムインテンシブのモノコック構造を採用。ボディの75%以上にアルミニウムを使用し、 ジャガー史上最も軽量で高剛性のサルーンとなりました。 ジャガーのすべての最新モデルは、アルミニウムをインテリジェントに活用して性能を高めながら、世界中の安全法と消費者衝突試験の要件を満たすべく開発されています。
その信頼性は、80回の衝突試験で約60台のシャシーをクラッシュさせるなど、厳格なテストを繰り返して実証しています。ある衝突実験では、0.04秒の衝突で100MWの運動エネルギーを消散させる必要がありました。
瞬きほどのわずかな時間で、バンパービーム、クラッシュカン、縦構造が効果的に変形し、エンジンはクラッシャブルゾーンに移動。 車内ではエアバッグとシートベルトプリテンショナーが衝突後わずか0.015秒で作動し、乗員への衝撃を吸収します。 車が停止した場合は、燃料ポンプのスイッチが自動的にオフになり、ハザードランプが点灯。車内から脱出しやすいようにドアロックが解除されます。
ジャガーが守るのは、乗員だけではありません。 ペデストリアンコンタクトセンシング(歩行者頸部保護システム)*は、パイロテクニックアクチュエーターを駆使して0.03秒未満でボンネットを約6cm持ち上げます。 エンジンやサスペンションなど堅牢なコンポーネントとの衝突を防ぎ、歩行者の衝撃を軽減します。
そして現在では、すべてのモデルに多彩な先進運転支援システム(ADAS)を導入しており、走行状況や周囲の状況をドライバーに伝えたり、自動的に作動して危険を回避するシステムをそろえています。
ビークルラインのディレクター、ケビン・ストライドは次のように述べています。「XEとXFはあらゆる妥協を排して開発されたモデルです。 安全性はもちろん、ダイナミクス、パフォーマンス、洗練性、効率性などを重視しており、その厳格な社内基準は法的テストと消費者テストをはるかに上回っています。 新開発のボディ構造から自動緊急ブレーキのステレオカメラまで、多くの箇所に使用したアルミニウム合金は、世界トップレベルの安全性を実現するため入念に最適化しています」
*搭載は車種によって異なります。
その他のストーリー